TVチャンピオン出場レポ


「スゴ腕ママ達の挑戦!カントリー家具女王選手権」

2006年6月8日放送
                *3日間の戦いレポ

(TVチャンピオンへ)


●TVチャンピオン出場まで
 カントリー好き、カントリー家具を作るものにとって、雑誌以外で家具作りをテレビで見られる唯一の番組。それが「カントリー家具女王選手権」。
 私自身のカントリー家具作りのきっかけにもなったこの番組への出演依頼の電話がかかってきたのは、4月10日の夕方。
昨年、日本ヴォーグ社の「カントリークラフト48号」に我が家が掲載されたのきっかけにヴォーグ社から「出演してみませんか?」と。。。
もちろん即答で「無理、無理、無理です!(冷汗)」でも、、でも、、、
無鉄砲でチャレンジ精神旺盛の私の性格。木工歴の浅さがブレーキをかけつつも、、4日ほど考える時間をいただきました。
その4日間はただただ、恐ろしさとその事を考えると手が震えだし、チャレンジしたい気持ちと怖くて怖くて、心臓が破裂しそうな動悸に何度も襲われ、それでも家族からは「ママ、頑張ってきなよ!こんな機会はもうないよ」と背中を押されて少しずつ、引き受ける方向に気持ちが向いていきました。
 そして、テレビ東京の番組製作会社のディレクターさんから、再度出演依頼の電話がかかってきて、私が感じている不安な部分を聞いてもらい、一つ一つ納得して、解決できた時に、「お引き受けします」とお返事をしたのです。。

決意をしたものの、昨年、一昨年のTVチャンピオンのビデオを何度も見ても、私にあんな素晴らしい家具が作れるのか、不安はずっと続きました。


●プラン決定まで
1ラウンドのキッズ家具、2ラウンドのガーデン家具とテーマが与えられ、早速それにむかってプランのやりとりが始まりました。普段、私が考える家具は「機能的でいつまでも使え、部屋においてもコンパクトに使える家具」なので、テレビで要求される驚きのからくり部分が、どうしても出てこない。出てこない…
 そして、私のオリジナル・個性ってなんだろうと。。ハートを彫った家具は誰が作っても同じ。テレビで私をアピールできるものは、、、
吉田さんのインパクトのある「麦」に対抗できるもの…   そして考えたのが今、カントリーインテリアで必ずと言っていいほど登場する「ステンドガラス」。これを家具の中に取り入れる事にしたのです。
近くのジョイフル本田へ行き、ステンドガラス売り場で何時間もウロウロ。店員さんにステンドガラスの作り方を聞いて、本物を作るのには時間がかかり無理という判断。ならばもっと手軽に作れる物は…とさらに数時間、広い売り場を探しまわり、やっと見つけたのが「透明アクリル絵の具」でした。乾けば、耐水性もあり、見た目も本物とひけをとらないスグレモノ!早速いろんなデザインを考えてカットがしやすいアクリル板にペイント。ペイント。ペイント。カントリー家具より目立ってはいけないステンドガラス。大きさや配色も何度も何度も木材をカットして、試してみました。その間もプランのやりとりは続き…
ゴールデンウィーク返上でなんとか、それぞれのテーマとデザイン固まり、材料の買い出しと準備までこぎつけました。

●本番前日まで
 今回4人の選手の中で一番、会場から遠かった私は本戦収録の前日から現地へ向かわなかればならなかったので、ワゴン車に勝っても負けてもいいように、2ラウンドまでの木材や工具をパズルのように詰め込み。(ほんとよく積み込みました^^;)
今回のTVチャンピオン「カントリー家具女王選手権」は3回目となるため、より大きな驚きの家具を要求されたので、最初からアシスタントさんを一人つけて良いことになっていました。ご近所に住む、息子の同級生のママ、I下さん(木工歴は私よりずっと長い、頼りになるアネゴです)にお願いし、パパの運転でいざ、千葉県佐倉市「建材市場」さんへ出発。
夕方6時過ぎに到着し、翌日、使う分の荷物と工具をおろしました。そして私とアシスタントのI下さんは佐倉市内の旅館へ。パパは翌日からタイへ出張だったので、成田へ直行。木工は全然できないパパですが、材料の買い出しから、何より、精神的に不安定になっている私を何度も何度も励ましてくれていたので、そんな私を置いて、出張へ向かうのはほんとに後ろ髪が引かれる思いだったに違いありません。。

●第1日目「キッズ家具」対決
 
今回のチャンピオンでは3人の方がMCをされることになっていて、1日目キッズ家具では、あの大澄賢也さんが登場!いったいどんな事を聞かれるんだろう… やっぱり踊るのかしら??^^; いえいえ、収録初日はもう、逃げだしいくらいのプレッシャーと動揺と急性胃炎、腸もすっかりやられて連日、正露丸のお世話になりました(情けない…)何をコメントしたかも覚えてないです。I下さんが撮ってくれたデジカメ画像を見ると、恐ろしく、頬がこけて、やつれた自分の姿… ほんとに情けないです(トホホ、、)
                  

・材料や工具を並べて、大澄賢也さんが登場です。
                     
 

・ずっと廻りっぱなしのカメラの前で、作業が続きます。作業台まで車に積むことができず、ずっとこんな姿勢での作業。持病のヘルニアが…(コルセットをつけての出場でした)
                     

・ジャンケンで各選手の発表する順番(並び位置)が決まりました。目の前にはカントリー好き主婦とお子ちゃまがわんさか。 

・「ファンタジーキャッスル」 見た目はお城の形、そこから滑り台→学習机(ハンガーラックなど)へと変化します。

      

・野澤さんの作品、海老原さんの作品(真ん中)、そして吉田さんの作品(右)。
     

・そして、得点発表!! 大澄賢也さんから「元チャンピオン吉田さんに次ぐ2位の得点ですよ!」と声をかけられ、うれしさのあまり涙が… (まだ優勝した訳じゃないのに、、バカな私。)
                     

 ・1日目、戦った4人の選手でチャンピオンの幕をバックに。 明るくてみんなを盛り上げてくれた、えびちゃんの家具素晴らしかったです!
私には絶対、考えつかないアイディアとそれを形にするパワフルさ!2ラウンドのガーデン家具もぜひ見たかった…そう思わせる素敵な夢いっぱいの作品でした。
                     

●第2日目・3日目「ガーデン家具」対決
 東京都小平市にある、お宅の広?いお庭を借り切って、2ラウンドに進んだ3人の選手によるガーデン家具対決が始まりました。この広いお庭のどこかを選び2メートル四方におさまるガーデン家具を作る、、がテーマです。さて、この広いお庭のどこを選ぶか、、あまりにも広くて悩みに悩んだ結果、私はこの家のシンボルツリーである、「杏の樹」の下を選ぶことに。既製品にはないこの庭にぴったりあった家具を作ることが私のテーマ。長い生活の中で、いつしかその存在が薄れてしまっていったシンボルツリー。そのシンボルツリーを家族で囲んでくつろげる空間を作り上げることにひたすら、専念しました。

 

・2ラウンドのMCの与座さん(お笑いコンビ・ホームチームの一人)とお家の方から、
                   ガーデン家具の要望を聞いているところです。
                  

・お昼休憩に、吉田知加子さんの応援でこられた、鈴木明美先生とパチリ。第一回チャンピオンに出場されました。私にとっては、木工の神様のようなお方です。が、とっても優しくて、みんなを笑わせてくれる素敵な方でした。おいしい手作りの焼き菓子をいただきました。ご馳走様でした。
                     
          

・1日目は組み立てとひたすら、アンティーク塗装に明け暮れ、2日目にようやくディスプレイまで。
                    「木陰のハウス・カフェ」の完成!
                  
  
                          ・野澤さんの作品(左)と吉田さんの作品(右)
       

・そして審査発表。 ガーデニング好き主婦10人とプロの方2名(キット家具マイストの社長さん、ガーデニング王の金井良一さん)に審査していただきました。 
残念ながら決勝へ進むことはできませんでした。敗退して戻っていく私に「山田さんの家具とっても素敵だったわよ」と声をかけてくださった、一般審査員の方の言葉に思わず涙があふれてきました…
                      
 
●最後に 
 残念ながら、決勝へ進むことはできませんでした。「終わった………」頭の中は真っ白の状態。とにかく終わった。「100%の力を出し切りました」ほんとにそのコメントしか頭に浮かびませんでした。この作品を作ったことには後悔もなく、今、私に思いつく事すべて、できる技術の全てを出し切った作品でした。収録が終わって、少し落ち着いた今、「今ならどんな作品にしますか?」と聞かれたとしても、きっと同じ作品を作ったはず。もし、もし、悔いがあるとすれば、もっともっと木工の技術(腕)を磨けばよかった… と言うことです。
今にも倒れそうになっている私を3日間、支えてくれたI下さん、ほんとにありがとう、そして決勝進めなくてごめんなさい。主婦が3日間も家をあけるというのは、ほんとに大変な事でした。I下さんのご家族の皆さん、ありがとうございました。そして、子供達のめんどうを見てくれたパパのおじいちゃん、おばあちゃん(秋田からかけつけて嫁の私を応援してくれました)ありがとう。ゴールデンウイーク、土日、と準備で慌ただしかった私に変わって、家事を手伝ってくれたお兄ちゃん(中3の息子)と娘(小4)。二人が作ってくれたお昼ご飯とってもおいしかった。。
応援し続けてくれたお友達のN美さん、Nちゃん(邪魔にならないようにケータイメールも控えてくれてました)そして、ネットを通して応援してくれたカントリー&手作り仲間のみんな、本当にありがとうm(_ _)m  そして、趣味の木工からここまでやってこられたのも、何よりもパパの理解と協力のおかげです。パパ、結果が出せなくてごめんね、そしてありがとう^-^)ノ☆.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★.。・:*:・゚`☆.。・:☆♪


●エピソード
・MCを務めてくれた与座さん。とっても笑顔が人なつこくて、優しい青年でした。
与座さん、メジャーな芸人になってね!エンタに出るの待ってるからね!

                

・カントリー家具選手権と言ったらこの方、ジョーダンズの山崎さん。今回は決勝ラウンドだけのMCだったので直接お話はできませんでしたが、決勝ラウンドの見学(吉田さん、野澤さんに差し入れを持って)に行ったら、快くいっしょに写真を撮らせていただきました。山崎さん、とっても背が高いです。
                
   

・スタジオ収録の見学でテレビ東京へ行きました。久しぶりの選手の再会。ランチを食べて木工や工具の話で大盛り上がり。(ファッションや子供の話が出ない所が、木工オタクの私たちです^m^;)

 

テレビチャンピオン司会の松本明子さん(左写真)と田中義剛さん(右写真)松本明子さんはとっても華奢で可愛らしくて優しい方でした。 田中義剛さんは、テレビの田舎者キャラとは違って、とってもダンディーな方でした。(左側の水色のカーディガンが私)
 

・大好きなオレンジ色のゼッケンと決勝ラウンドへ進出できたら、アシスタントをお願いするはずだった、えくぼちゃんが作ってくれた、お守りのプチドール。リラックスできるようにと、中にはラベンダーのサシェが入っていました。ほのかな香りに優しさを感じました。自分の事のようにいっぱい応援してくれたえくぼちゃん、ありがとう!
               
    
●最後の最後に

番組製作会社ホールマンのディレクターO野さん、プロフィールビデオをはるばる我が家まで撮影にきてくださったE種さん、一番やりとりをしたかな?N平さん、スタジオ収録までお世話をしてくれたK田くん、大変お世話になりました。これからもずっと、沢山のカントリーファンを魅了する「カントリー家具女王選手権」を作り続けていって下さいね!            山田千佳